ギター初心者の壁「Fコード」を攻略!押さえ方のコツと代替コードで挫折しない練習法
Fコード、それは誰もがぶつかる“最初の壁”
「ギターを始めたけど、Fコードが押さえられない…」
「指が痛いし、音も鳴らない。」
「他のコードと比べ物にならないぐらい難しい、、」
「もう無理かも…」
そんな声を、筆者は何度も耳にしてきました。
でも、安心してください。
筆者も最初は、全く押さえることができませんでしたし、上手く押さえれるまで数ヶ月ほど要しました。
Fコードは、正しいステップとちょっとした工夫で、必ず乗り越えられます。
この記事では、Fコードの基本から押さえ方のコツ、練習法、
そして代替コードまで、やさしく解説していきます。
Fコードとは何か?
そもそも、 F コードとは何かについて、ご説明いたします。
Fコードは「バレーコード」と呼ばれる押さえ方のひとつです。
1フレット全体を人差し指で押さえながら、他の指でコードの形を作ります。

押さえ方は以下の指となります。
- 人差し指:1フレット全体(6弦〜1弦)をセーハ
- 中指:3弦2フレット
- 薬指:5弦3フレット
- 小指:4弦3フレット
Fコードを押さえるためのコツ
- 親指の位置を調整する:
ネックの裏側では、親指をしっかり支えることで、指全体の安定感が増します。

- 人差し指は「指先」と「付け根」を使う:
セーハは指の側面ではなく、骨のある部分を使うと力が伝わりやすくなります。
また、6弦と2弦、1弦をセーハで押さえる意識をしましょう!3〜5弦は他の指が押さえているため、人差し指で押さえる必要はないので、
人差し指の、”指先” と ”根元” で力を入れて押さえるイメージです。

- 無駄な力を抜く:力を入れすぎると指がこわばって逆に押さえづらくなります。
また、力が入ることで弦が持ち上げられてピッチが高くなることもあります。
必要な力だけで押さえる意識を。
Fコードの練習方法(1日少しずつ)

Fコードは、初心者にとっては、いきなり完璧に押さえようとすると挫折しやすいです。
以下のようなステップで、少しずつ慣らしていく練習法がおすすめです。
- まずはフォームだけ作る(音は鳴らなくてOK)
- 1日5分、セーハだけを練習する
- 1本ずつ弦を鳴らし、音が鳴らない弦を特定し、部分練習する
- コードチェンジの練習は後回しでOK
1〜2ヶ月は期間を要します。
Fコードが難しいときの代替案

「Fコードがどうしても鳴らない…」「指が痛くて続けられない…」
そんなときは、無理に押さえ続けるよりも、代替コードを使って演奏を楽しむという選択肢もあります。
これは“逃げ”ではなく、音楽を続けるための工夫です。
実際、プロのギタリストでも場面に応じて簡略コードや代理コードを使うことはよくあります。
ここでは、Fコードの代わりに使える代表的なコードを3つ紹介します。
※コードフォームは以下の番号で押弦する指を表記しております。
1 = 人差し指
2 = 中指
3 = 薬指
4 = 小指
FM7コード(Fメジャーセブンス)

FM7 は、Fコードに近い響きを持ちながら、
セーハ(人差し指で全弦を押さえる技術)を使わずに押さえられるコードです。
- 1弦がE音になることで、少し柔らかく、開放感のある響きに
- 指の負担が少なく、小指を使わないので初心者でも押さえやすい
FM7 は、Fコードの代用として最も自然に使えるコードのひとつです。
特にバラードや弾き語り系の曲では、違和感なく馴染みます。
F5(パワーコード)

F5は、ロックやポップスでよく使われる「パワーコード」と呼ばれる簡略コードです。
- 2〜3本の弦だけを押さえるため、指の負担が少ない
- 音の構成がシンプルで、力強い響きが特徴
F5は、コードの雰囲気を保ちつつ、演奏のハードルを下げるのにぴったりです。
特にテンポの速い曲やバンド系のアレンジでは、十分な存在感を発揮します。
最初の内は力んでしまって、薬指に痛みが生じる場合もあるので、リラックスして押さえましょう。
また、1〜4弦はミュート(弦に軽く指を触れて消音にする)が必要ですが、
人指し指をセーハの形にして指先だけ押弦するイメージができれば、ミュートも行えるかと思います。
Dm7コード(代理コード)

Dm7は、Fコードと音の構成が似ているため、
曲によっては違和感なく置き換えられることがあります。
- 切なさや柔らかさを感じる響き
- 指の動きが少なく、初心者でも押さえやすい
ただし、完全な代用ではないため、曲の雰囲気やキーに合わせて使い分けるのがポイントです。
代替コードを使うことで、Fコードの壁にぶつかっても、音楽を止めずに前に進むことができます。
そして、少しずつ指が慣れてきたら、改めてFコードに挑戦していきましょう!
Bmコード(番外編)
F コードとは少し外れてしまうのですが、セーハコードの中では、Fコードよりも押さえやすいコードがあります。
それが、Bm コードです。

このコードはF コードと形が似ているのですが、
6弦を押さえる必要がないため、スムーズに押さえることができます。
筆者も初めて押さえることができたセーハコードは、こちらのBmコードでした。
F コードの音があと少し鳴らない方は一度、Bmコードにチャレンジしれコツを覚えてみるのも良いかもしれません。
まとめ:Fコードは“通過点” 乗り越えた先に広がる世界

Fコードは、初心者にとって大きな壁です。
音が鳴らない、指が痛い、フォームが崩れる…そんな悩みを抱える人は本当に多いです。
でも、それはあなたが「本気でギターに向き合っている証拠」でもあります。
Fコードに挑戦するということは、音楽の構造や指の使い方に一歩踏み込んだ証なんです。
乗り越えた先にはもっと自由な演奏が待っています。
でも、焦らなくて大丈夫!
Fコードは、少しずつ慣れていけば必ず押さえられるようになります。
何故なら、プロ、アマチュア限らず世界中にはたくさんのギタリストがいます。
その何万人もの人が、Fコードの壁に当たっても乗り越えてきております。
ですが、どうしても難しいときは、ご紹介した、FM7 や F5(パワーコード) などの
代替コードを使って、演奏を止めずに前に進むことができます。
ギターは「続けた人が必ず上達する楽器」。
1日5分でも、音が鳴らなくても、フォームが崩れても、続けることそのものが成長につながります。
そして、Fコードが鳴った瞬間の達成感は、きっとあなたのギターライフの中でも特別なものになるはず。



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