DTMがもっと楽しくなる!おすすめプラグイン紹介【初心者向け】
こんにちは!
前回までの記事では、「オーディオインターフェースの選び方」など、DTMを始めるうえで欠かせない機材についてご紹介しました。
今回はその続きとして、DAW上で使える“プラグイン”について掘り下げて紹介していきます。
プラグインは、音楽制作の幅をグッと広げてくれる便利なツール。
音色を変えたり、ミックスを整えたり、作曲のインスピレーションを与えてくれたりと、
使い方次第であなたの音楽がまるで別物のように進化します。
「プラグインって何?」「どれを使えばいいの?」という方にもわかりやすく、
実際に使ってみて良かったものを中心にご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
そもそもプラグインって何?
DTMにおけるプラグインとは、DAWソフトの機能を拡張するための追加ツールのこと。
大きく分けて以下の2種類があります
- 音源系プラグイン(VSTi):ピアノやシンセ、ドラムなどの様々な楽器音を鳴らす
- エフェクト系プラグイン(VST):音にリバーブやEQ、コンプレッサーなどの加工を加える
また、macOS環境では “AU”、DAWソフト Pro Toolsでは “AAX” も一般的です。
DAW単体でもある程度の音楽制作は可能ですが、
プラグインを導入することで、よりプロフェッショナルな音作りが可能になります。
音源系プラグインのおすすめ
1. Spitfire Audio – LABS(無料)
「無料でここまでできるの?」と驚くほど高品質かつ様々な音源が揃っているのがLABS。
ピアノ、ストリングス、パッド系など、ジャンルを問わず使える音色が豊富です。
そしてUIがオシャレで操作性もシンプルです。
正直これはインストールする他ないです!損はありません。
実際に使ってみて、アコースティックギターのバッキングに“Soft Piano”を重ねるだけで、曲の雰囲気が一気に幻想的になりました。
また、”Obsolete Machines” ではレトロ機器由来の実験的サウンドが10種類も収録されており
とてもインパクトがある音です!
2. Native Instruments – Kontakt Player(無料版あり)
Kontaktは膨大なライブラリを読み込めるサンプラー。
無料版のKontakt Playerでも十分に使える音源が揃っております。
後々有料ライブラリを追加していくことも可能です。
Google アカウントをお持ちの方はスムーズにサインアップが可能です。
ライブラリもスタイリッシュです。
エフェクト系プラグインのおすすめ
TAL-Reverb-4(無料)
TAL-Reverb-4 は、Togu Audio Line(TAL Software)が提供する無料のリバーブプラグインです。
シンプルながらも高品質なリバーブが得られ、ボーカルやギター、シンセなど幅広く使えます。
操作画面は直感的で、リバーブの深さ・広がり・トーン を簡単に調整可能。CPU負荷も軽いため、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。
✅ プレート系リバーブに特化した豊かな響き
✅ 軽量で動作が安定
✅ Windows / macOS 両対応(VST / AU / AAX)
✅ シンプルなUIで初心者にも扱いやすい
実際にアコースティックギターに使ってみると、音が自然に広がり、楽曲全体の奥行きがぐっと増しました。幻想的というよりも、音楽的で温かみのあるリバーブ感が特徴です。
実体験から語るプラグインの魅力
DTMを始めたばかりの頃、正直プラグインの存在すらよくわかっていませんでした。
DAWに最初から入っている音源だけで満足していたんです。
でも、ギターの録音、ピアノの打ち込みをするようになってから、
「もう少し広がりのある音が欲しい」と思うようになり、
プラグインの存在が一気に身近になりました。
また、特に便利だと感じたのが、ミックスの段階での音質調整です。
録音したギターやボーカルの音が「なんとなくこもって聴こえる」と感じたとき、
EQやコンプレッサー系のプラグインを使うことで、驚くほどクリアに仕上げることができました。
最初は「EQって何をどう動かせばいいの?」と戸惑いましたが、
視覚的に操作できるプラグインを使うことで、耳と目の両方で確認しながら調整できるようになりました。
結果的に、曲全体のバランスが整い、聴きやすさが格段にアップしました。
プラグインの価格帯と選び方
プラグインの価格はピンキリです。
無料で使えるものも多く、まずはそこから試してみるのがおすすめ。
今回紹介したプラグインはすべて無料でダウンロード可能です。
有料プラグインになると、1,000円台から数万円まで幅広く存在します。
筆者も最初は「無料で十分」と思っていましたが、制作の幅が広がるにつれて、
少しずつ有料プラグインも導入するようになりました。
ちなみに、初めて購入した有料プラグインは3,000円のピッチシフターでした。
価格以上の価値を感じて、今でも愛用しています。
プラグイン選びのコツ
- ✅ まずは無料プラグインから試す
- ✅ 自分の音楽ジャンルに合ったものを選ぶ
- ✅ YouTubeやブログでレビューをチェック
- ✅ DAWとの互換性を確認(VST、AUなど)
プラグインは「使ってみて初めてわかる」ことが多いです。気になるものがあれば、まずはインストールして触ってみるのが一番の近道です。
まとめ:プラグインは音楽制作の“魔法の道具”
DTMにおけるプラグインは、まさに“魔法の道具”です。音源を追加したり、音を加工したりすることで、あなたの音楽がもっと自由に、もっと楽しく広がります。
前回の記事で紹介したオーディオインターフェースと合わせて、プラグインを活用することで、より本格的な音楽制作が可能になります。初心者の方も、まずは無料プラグインから始めてみてください。きっと新しい発見がありますよ!
参考リンクまとめ
プラグイン名 | 公式リンク |
---|---|
Spitfire LABS | labs.spitfireaudio.com |
Kontakt Player | native-instruments.com |
TAL-Reverb-4 | tal-software.com/products/tal-reverb-4 |
これらのプラグインはすべて無料で使える上に、導入も簡単。
DTM初心者の方でも安心して試せるものばかりです。
あなたの音楽が、もっと自由に、もっと楽しく広がりますように。
次回は「作曲に役立つコード進行支援ツールなどもご紹介予定です。
気になる方はぜひブックマークしておいてくださいね!
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